動かしづらいのは筋肉のせいじゃない?関節の癒着がもたらすデメリットを解説

- update更新日 : 2026年09月05日
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  • マッサージで筋肉をほぐしてもらっても、動きの硬さだけは残る
  • ストレッチを続けているのに、可動域が広がっていかない
  • 痛みは引いたのに、以前のようには動かせない

身体が動かしにくいと聞くと、多くの人が筋肉の硬さを思い浮かべます。しかし、筋肉をゆるめても動きが戻らないとき、原因は別のところにあるかもしれません。

当院にも、他院で筋肉をほぐしてきたものの硬さが残ったままご相談に来られる人がいらっしゃいます。

本ページでは、浦安市のうらやす整体院が、筋肉の硬さが戻らないときに考えられる「関節に起こる癒着」について解説します。

 

動かしにくさの正体は関節の癒着?

関節は、動かさない時間が続くと硬くなっていきます。骨と骨のつなぎ目を包んでいる組織どうしが、少しずつくっついていくと考えられているためです。この状態を癒着と呼びます。

     

    関節は動かさない時間が続くと固まっていく

    ギプスで数週間固定された腕が、外した直後に思うように曲がらない。経験した人も、話として聞いたことのある人もいるはずです。関節は使わないでいると、それだけで動きが失われていきます。

    では、以下でもう少し掘り下げて解説してみます。

     

    関節を包む組織どうしが少しずつくっついていく

    関節は、関節包という袋に包まれています。この袋や周囲の組織は、関節が動くたびに互いに滑り合っている状態です。

    滑る機会が減ると、組織どうしが接した面でくっつきが起こると考えられています。強固に固まるわけではなく、はじめはごくわずかな引っかかりです。けれど動かさない時間が長くなるほど、その引っかかりは増えていきます。朝起きたときに身体がこわばり、動いているうちにほぐれてくる。あの感覚は、夜間に生まれた引っかかりが動作によって解けていく過程とも考えられます。

     

    痛みをかばう動作が癒着を進める側に働く

    厄介なのは、痛みがあるときほど人は動かさなくなることです。腰が痛ければ前かがみを避け、肩が痛ければ腕を上げない。身体を守るための自然な反応になります。

    ところが、かばっている間も関節の癒着は進んでいきます。痛いから動かさない、動かさないから動きの幅が狭まる、狭い範囲で無理に動かすからまた痛む。この循環に入ってしまうと、もとのきっかけが治まった後も動かしにくさだけが残りやすくなります。

     

    硬さの正体は筋肉だけではない

    動かしにくさを筋肉のせいだと考えている人は少なくありません。実際、筋肉の硬さが関わっている場面は多くあります。ただ、それだけで説明がつかない場合もあります。

     

    筋肉をゆるめても動かないなら関節側に原因が残っている

    筋肉が硬いことが理由であれば、ほぐした直後には動きが軽くなるはずです。それでも角度が変わらない、引っかかる感じが消えない。このとき疑いたいのが関節側の問題になります。

    当院が筋肉への施術だけで終わらせず、関節への働きかけを組み合わせているのは、この二つが別の原因だからにほかなりません。片方だけを扱っても、残った側が動きを制限し続けます。

     

    ストレッチで伸ばしても戻るのは支点が動いていないから

    毎日ストレッチをしているのに広がらない、という相談もよくいただきます。

    ストレッチが伸ばしているのは筋肉です。関節そのものの滑りが悪いままだと、いくら筋肉を伸ばしても動きの支点は元の位置から動きません。柔軟性を上げる努力が実を結びにくい状態と言えます。伸ばす前に、まず関節が滑る状態を取り戻しておく。順番を変えるだけで感触が変わる人もいます。

     

    うらやす整体院は関節に動きを加えて癒着を防いでいます

    当院では、筋肉へのトリガーポイントセラピーとあわせて、背骨の関節に動きを加えるモビリゼーションCMTという技術を用いています。

     

    CMTの目的のひとつが癒着の予防と剥離になる

    CMTは、硬くなった背骨の関節を手でポンと押して動きをつける技術です。当院ではこの目的のひとつとして、癒着の予防と剥離を挙げています。くわしくはCMTとは?のページでも解説しています。

    硬くなった状態が続いた関節は、やがてくっついていく。そうなる前に動きを与えておくという考え方です。関節の動きが戻ると、背骨の間にある椎間板にも変化が生まれます。椎間板には血管が通っておらず、栄養のやり取りは身体を動かしたときのポンプ作用に頼っているためです。動かない関節は、椎間板にとっても不利に働きます。

     

    音を出さない選択もできる

    関節を動かすと、ボキッという音が鳴ることがあります。この音に苦手意識を持つ人は多く、実際に不安を口にされるお客様もいらっしゃいます。

    当院では、骨粗しょう症の人や急性期のぎっくり腰の人にはCMTを行いません。代わりに関節を時間をかけたモビリゼーションを行います。やめておきたいという希望があれば、遠慮なくお申し出いただければ対応いたします。詳しい方針は他院の施術との違いのページに記載しています。

    必ず受けなければいけない施術ではありません。身体の状態と希望に合わせて決めていきます。

     

    動かせる範囲が戻ると日常の動作が変わる

    関節の癒着という言葉は、少し大げさに聞こえるかもしれません。けれど変化が表れるのは、ごく日常的な場面です。

     

    振り返る、しゃがむ、手を伸ばすが楽になる

    車をバックさせるときに後ろを向ける。棚の上のものに手が届く。靴下を座ったまま履ける。動かせる角度が数度戻るだけで、こうした動作の負担は変わっていきます。

    当院が施術の後に動きを確かめていただく時間を設けているのは、この差をご自身の感覚として持ち帰っていただきたいからになります。数字で測れなくても、身体は覚えています。

     

    動きが戻ると痛みへの意識も薄れていく

    動かせる範囲が狭いままだと、人は動作のたびに痛みを警戒します。この警戒そのものが筋肉の緊張を生み、また動かしにくさにつながっていきます。

    反対に、動く実感が戻ると警戒はゆるみます。恐る恐る動かしていた人が、普通に振り返れるようになる。この変化は、痛みそのものへの意識にも影響していくと考えられます。

     

    癒着を戻さないために動かす習慣をつくる

    ここまで読んで気づかれた人もいるかと思います。癒着の原因は、動かさない時間そのものです。施術で動きを取り戻しても、生活が変わらなければ同じことが繰り返されます。

    当院が施術と同じ重みで日常の動作についてお伝えしているのは、ここに理由があります。

     

    同じ姿勢が続いた日ほど動かす時間をつくる

    デスクワークが続いた日、長距離の運転をした日、立ちっぱなしだった日。こうした日ほど、関節は動く機会を失っています。

    特別な運動は必要ありません。肩を回す、腰をゆっくりひねる、背伸びをする。1回30秒でも、動かさない時間を区切ることに意味があります。忙しい日ほど飛ばしてしまいがちなので、寝る前や入浴後など、時間で決めておくほうが続きます。

     

    痛くない範囲で毎日少しずつ動かす

    気をつけたいのは、勢いをつけて動かそうとしないことです。硬くなった関節を無理に広げようとすると、周りの組織を傷めかねません。

    痛みが出ない範囲でゆっくり、けれど毎日。これが遠回りに見えて確実な進め方になります。今のご自身にどの動きが合っているのか。施術の際にお尋ねいただければ、状態に合わせてお伝えいたします。

     

    身体の動かしにくさでお悩みなら浦安市のうらやす整体院へ

    動かしにくさが残るとき、筋肉だけを見ていても答えが出ないことがあります。関節が滑る状態を取り戻すという視点を持つと、これまで変わらなかった感触が変わるかもしれません。

    ほぐしてもらっても硬さが戻る人。ストレッチを続けているのに広がらない人。以前と同じように動かせないことが気になっている人。そうしたお客様に、当院の施術を体験していただきたいと考えています。

    うらやす整体院は浦安駅から徒歩3分。土日祝日も営業しており、お車の人には駐車料金を当院で負担しております。浦安市はもちろん、葛西、新浦安、新井、南行徳エリアからもお越しいただいています。

    気になる症状について、まずはお話をお聞かせください。ご予約をお待ちしております。

    当院の施術について

     

    ※本ページは身体の仕組みに関する一般的な考え方を紹介するものであり、施術による効果を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。