椎間板ヘルニアについて
椎間板とは
椎間板は背骨と背骨の間にあって、クッションのような役割をしています。おまんじゅうの皮の部分が繊維輪、あんこが髄核と例えられます。
椎間板に大きな負担や腰を曲げた時間が長いと繊維輪にひびが入り、中の髄核が飛びだしてしまい、付近の神経を圧迫、腰の激しい痛みや手足などにしびれなどの症状を引き起こしていまいます。
どうしてヘルニアに?
椎間板ヘルニアの発症は、普段の動作や姿勢などによる環境的要因、体質、骨の形などの遺伝的要因、加齢等が関係しています。座ったり、立った状態で腰を屈めるといった姿勢や動作で、椎間板に体重の2.5倍ほどの圧力がかかるとも言われ、このような日常的な負担が椎間板に変性を起こし椎間板へルニアになってしまうと考えられています。
ヘルニアの症状
・手、足のしびれや痛み
・坐骨神経痛
・腰痛
・感覚異常
・排尿障害
椎間板ヘルニアにならないための注意点
○長時間同じ体勢を取り続けないようにする。
腰には座っているだけでも負担がかかっています。猫背にならないよう日頃から正しい姿勢を心がけたり、デスクワークなどの合間に軽いストレッチをしたりしましょう。
○ものを持ち上げるときの動作
中腰の状態で腕の力だけでものを持ち上げるのではなく、腰を落とし荷物を自分の方へ引き寄せてから持ち上げるようにします。
○日常生活での注意点
掃除機のホースを自分の身長に合った長さに調節し、できるかぎり前屈みにならず上半身を起こした状態で行ったり、洗い物をする時も調理台に近づき腰を丸めないことで椎間板への負担を減らすことができます。
○負担に耐えられる身体づくり
日常での負担を減らすだけでなく、筋肉の柔軟性を上げたり、筋肉を鍛える、日頃から身体のメンテナンスをしっかりとしていきましょう。
当院でもヘルニアを未然に防ぎたい方、すでにヘルニアの症状をお持ちの方への施術を行っております。お気軽にご連絡ください。
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